昇段レポート 小野里リース拳真(2021年8月1日取得)

小野里リース拳真

先ず初めに、今回の昇段審査受審の機会を与えてくださいました竹代表、谷口師範、馬原師 範代、そして佐藤先生および諸先生方の皆々様に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
極真空手に入門し8年、いつも憧れていた黒帯を巻けることに心の底から感謝と喜びで溢れています。
白帯の時、初めて初級審査を受けた日は、同じ道場の先輩の園田太陽初段の昇段審査でし た。あの日の感動は今でも忘れられません。
あの頃の自分にとっては夢でしか無かったことが今ここに現実となり、信じられない気持ちでいっぱいです。

私の名は、日本人の父とアメリカ人の母により、リース”拳真”と名付けてもらいました。ミドルネームの拳真は、こぶしの拳に、極真の真。
元々空手家だった父が、いつか息子に極真空手を習わせたいという想いからこの名前を与えてくれました。
そして、小学五年生の時の父の熊本転勤を機に、私は空手を始めることができました。始めた頃は試合に何度出場しても毎回悔しい結果しか残りませんでした。
しかし、どんな結果が出たとしても、佐藤先生、園田初段、そして父の小野里初段や家族が、いつも温かい言葉と態度で支えてくれました。

中学生になってからは本部道場にも通わせて頂くようになり、谷口師範や馬原師範代から 本当にいろいろな事を学ばせて頂き、沢山鍛えて頂きました。
それでも中々結果は伴わず、何度も何度も打ちのめされ、何度も何度も試合で負け。
ずっとこの繰り返しでした。ですが、 高校二年生の時、今までご指導頂いた多くの方々のお支えとお陰により、全日本の試合で優勝することが出来ました。
これが私の生涯初優勝の記録であり、記憶に残る非常に感慨深い 勝利となりました。

ここまで続けて来れたのは、一番最初から私を指導してくださった佐藤先生との出会い。長きに渡りいろいろな事を教わり、応援してくださった馬原師範代。
そして常に大きな壁となり導いてくださった谷口師範とのスパーリングや温かいご指導の数々。
いつも一緒に練習 してくださった園田太陽初段と、同じく道場生の皆々様。
これら全てがあったからこその昇段と思っております。
感謝しかありません。

これからもこの黒帯に見合う人であるために、心も身体も精進し、更なる高みを目指して今 後の人生に反映するよう頑張ります。

この度は誠にありがとうございました。