初段(長崎県支部)2019年11月10日取得

 私は昔、空手をしている自分が嫌いでした。小学校二年生の時に空手を始めた私は、まだ長崎に少年部ができたばかりでしたので少年部第一号として入門させていただきました。空手をしていく中で様々な方と出会い少しずつではありますが成長できたかなと思います。

 しかし稽古のない日はお父さんとの練習で毎日がつらく泣いている日々がよくありました。練習した分結果は確かについてきます。しかし中学生になった私は部活動を始め体力的にも精神的にも限界が来たため、空手をやめる決断をしました。自分の意志で辞めた空手、そして約一年半前に今度は自分の意志で再び始めた空手。

 空手人生で出会った師範を始め一緒に稽古をしてきた仲間そして支えてくれた家族には本当に感謝しています。今では空手が大好きだからこそこの舞台に立っています。今この瞬間も大切に生きようと思います。空手人生に私が名前を付けるならそれはありがとうです。